2014年内の、そして2016年からの身の振り方を考えている。とりあえずしばらくは悩むとして、年内に、ハイプライオリティでやらないといけないのはドイツ語とビザの防衛策=僕のBのQuotaを防衛すること。
スイスに超!特別な思い入れがあるわけではないが、ここに流れ着いたのも何かの縁。そして、この給与水準、住み心地、EU圏でタックスフリーで買い物できるお得感、そして製薬の本場であることは、簡単に捨てるにはもったいなさすぎる好条件だ。しかしながら、スイスに腰を据えるには若すぎるし、世の中にはスイスよりも良い国はきっとあるに違いない。ドイツに海外転職した時から変わらず、プライオリティは「何をやるか」であって、場所は二の次。キャリアあっての海外在住という考えは今も変わらない、ゆえに日本に戻るのもあり。しかしながら、ポストMBAに向けて、どっちに転んでもどんな結末になっても、対応出来るような準備だけはしておきたい。(ポストMBAに何をしたいのかはゆっくり考えるとして)と、いうわけで、まずは、ポストMBAまでスイスの就労ビザを防衛できるか考えて見ている。まず、今まで全く気にしたこともなかったスイスのビザ制度について、色々と嗅ぎ回っている。現在僕はAufenthaltstitelbewilligung (B)という期限なし?の滞在&労働許可で働いている。無期限といえど、これは会社のスポンサーがないと有効ではないため、永住許可であるC許可とは異なる。
嫁は、僕の労働Bのおまけとして与えられる労働許可で働いているようだ。どうやらスイスでは労働Bパーミットのある人の配偶者には自動的に、「雇ってもらえれば働いても良い」権利がついてくるらしい。嫁の労働許可は僕に依存している。そのため、子が労働許可を得るのは、non-EUの親が労働許可を取得するのとは比較にならないほど簡単、すなわち、雇用主としても雇いやすく、子がポジションを得るのも楽になるわけだそうだ。労働Bは発行できる上限数があるらしく、Quotaの奪い合いであり、僕がいったんそのQuotaを失えば、僕が再び労働Bを得るのは激しい戦いとなるっぽ(English Forum情報、とかここ)
労働B親の僕が、スイス内とはいえ、2015年から学生になると、僕のビザ、及び嫁のビザはどうなるのか調べている。海外転職を知ったかようなブログを書いていたが、海外で仕事を得るって本当に大変なんだなぁ、と、最近になって気付きだした。
僕の労働Bについて、今後、想定されるシナリオは・・・。
シナリオ①(可能性大)
親所持者の僕が離職/休職する→嫁の労働許可も効力を失う→僕は学生B親、嫁は学生B
子の保持者となる→ポストMBAは・・・
今保持している僕の労働BのQuotaは誰かに譲ることになるため、ポストMBAはnon-EUの他MBA生と共に、スイスに限定せず海外就職をほぼ目論むこととなるか、日本に帰って就職することとなる。海外転職と同様に、出来るかどうかはほぼ運任せ、条件にこだわればこだわるほど可能性が低くなる。僕が海外で再び職を得られるチャンスはかなり限られてくると考える。
シナリオ②(可能性ゼロ?)
親所持者の僕が離職/休職する→嫁の労働許可は継続、子として働き続ける(僕は学生Bに?)→ポストMBAは僕が親として復帰? まずありえないでしょう。。。
シナリオ③(可能性薄?)
親所持者の僕が離職/休職する→嫁の労働B子を労働B親に変更。僕は学生Bないし労働B
子に。→ポストMBAは、僕が子として新しい仕事を探す?
シナリオ③が出来るのであれば、スイス滞在を防衛するのは現実味を帯びてくる。ただし、シナリオ③が実現可能性が未知数ー。English Forumに似たような情報があるはあるが、結論がない。よって、まだ調査中。会社にはまだ正式に離職/休職の提案はしていないため、会社には内緒で月曜に移民局に電話する予定だ。
シナリオ①がRealistic case、シナリオ③がOptimistic caseであるのはほぼ間違いなく、出たとこ勝負でやっていこうと思う。スイスに残りたいのであれば、MBAには行かないのが確実だろう。でも、そうじゃないのだ。
とりあえず、スイスに残るにせよ残らないにせよ、MBA前にドイツ語のZertifikatを取ること、ビジネスレベルで話せるようになることは損はない。IMDはフランス語圏だし、ドイツ語学校行く時間なんてあるわけないし、最悪年内で勉強するのに絶好の場所から離れる。この2年間何をやっていたと、と、嘆きはおいておいて、まずは語彙力!そして、会社で話す!新聞とドイツ語のメールはGoogel Translateを使わずにまず読む!出来ることはいっぱいある。空元気ならぬ、空やる気でなんとかリズムを。。。
コメント