IMDのエッセイのネタでもあったが、僕の最近のスタンスはこう。
僕がドイツ&スイスと日本の橋渡しをすることで、日本の国際化は遅れ、ドイツのヤングタレントたちが異文化にふれあう機会が失われるので、橋渡し業務は積極的にドイツ人達にまわすようにしている。なので、職場で日本人であることはあまり生かさないようにしている。ちょっと生意気だけど。もちろん、考え方とか繊細さとか、染み付いたもの以外は。
にも関わらず、数ヶ月に一回くらいは橋渡し業務、というか日本人であることを生かしたタスクが来る、日本の薬の添付文書&インタビューフォームちょっと訳してとか、H24年て西暦で何年?、この薬日本から買って来て(断りました)とか。
で、来週は、
「今度、日本から来る日本人のゲストの接し方をドイツ人達に教えてくれ」
と、言われた。はて、どうしたものか。
日本から来る普通の日本人は、会社の規模とか関係なく、基本ヨーロッパを上に見ているから、よほど無礼ジーなことをしても、そんなに失礼と感じないのではないか、と、言うのが一番最初に頭をよぎったこと。
どちらかというと、ドイツ全開で臨んだ方が、日本のゲスト達が帰国後の飲み会で盛り上がれるネタになって面白いだろうと思うし、僕だったらあえて日本茶とか出さないで欲しいと思う。もちろん、ドイツ人を日本に連れて行く場合は、色々改めてもらうべきところはあると思うけれど。
でもまあ、頼まれたからには、何かパンチの効いたことを教えておかないといけないのかなーと思うけど、なに言えば良いんだろう。とりあえず会議室のライトは基本ONにしといてネとか、かな。暗い中で本読むと目が悪くなるって子供の頃から言われている僕らなので。
しかしながら、それだけじゃ持ち時間余っちゃうので、ドイツ人の同僚に、例えば逆の立場で、
「日本で日本人にドイツ人との接し方教えて来て」
って言われた、何て言う?って、聞いてみた。海外経験のあるドイツ人たちは「僕らダイレクトだからねー」、とか、「感情表に出すからねー」とか、まあ、それなりに色々意見は出た。
そんな中で、最後に質問した同僚のひとりが、
「いや、ドイツ人は普通だから、特に何も・・・」
と、おっしゃってた。
うん、そこだな。間違いなく、改めるべきはそこだ。
と、いうわけで、来週は半年ぶりのドイツ出張。ラーメン食べるぞー。
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一応まじめに困っているので、何かドイツ人に言っといてということがあれば、メールでもコメントでも頂けたら幸いです◎
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