INSEADのインフォメーションセッションに参加

先月28歳になった。
月並みだが、30歳に近づくに連れて根拠のない焦りが増える。
仕事のコンピテンシーの圧倒的な足りてなさ感、自分の非力さがプレッシャーの8割だが、MBA受験のプレッシャーもある。先日、Zürichで行われたINSEADのマスタークラスのレクチャーとインフォメーションセッションに参加した。MBA関連で初めて参加したイベントだ。
ただの夢であったMBAにちょっとだけ近づいたかなーと思った。
もちろん参加資格も必要ない無料のインフォメーションだったので, 何が前進したわけでもない。ただ、ただ、気持ち的に。

MBA/EMBAを含め50名〜くらいの参加があったが、スイス人が5割以下、ドイツ・フランス、東欧、と、ヨーロッパのダイバーシティが集まっていた印象だ。極東としては、中国人が2人、アジア・カンボジアが1人いた。企業の名前で判断するわけではないが、グローバルプレゼンスのある会社で働いている人だらけであった。僕も昔はメガファーマで働いていました!!と言いたくなるその情けない自分を抑えながら、自分の仕事を説明する。そして、何よりの感想は、強烈な個性の集まりだな、と、言うこと。おそらくどこでも世界中から強烈な個性を集めて行くプログラムなのだろう。

僕の日本人的な部分は、良くも悪くも、いつでも、どこの国にいっても普遍的であるが、やはり、強烈な個性の集まりで戦うには、人の話を遮ってコメントする、行列に横入りして肩を入れて行くぐらいでちょうど良いなと思う。控えめな、和を重んじた日本的なコミュニケーションの取り方は、世界中でも十分に通用するコミュニケーションだと思っているが、それも、人の話を遮れる強引さを身につけて初めて役に立つ方法だと思う。

とりあえず話の止まらない身近なヨルダン人、脱線しまくりの会議で磨いておこうと思う。

何はともあれ、とりあえずGMAT。
あと3ヶ月ぐらいで勝負をつけたい。(ずるずると延期していますが)

コメント

  1. Kokoro Reo より:

    ご無沙汰しております。お誕生日だったんですね!おめでとうございます!僕も二十代折り返し時点なので、色々と焦っています・・・汗<br /><br /><br />相変わらずグローバルに活躍されてすごいですね。<br />MBAはヨーロッパで取得予定なんですか?<br /><br />僕もいつか、、社会人としてもっと経験を積んでチャンスがあれば挑戦したいと思ってます。日本では三年ちょっとの短い期間だったので、MBAは断念してオーストラリアでは別の学位を選びました。<br /><br />三月からいよいよ大学院がスタートするので、卒業後の事を考えてリサーチ色々してますが、ビザ等も考えるとなかなか現地就職も難しそうです。<br /><br />海外就職が今の目標なので、どうにか道を開いて行きたいです。<br /><br />実際に海外就職をされているMTさんからまたアドバイス等頂ければなと思って

  2. MT より:

    お返事大変遅くなりました!<br />そして、いつもコメントありがとうございます。相変わらずグローバルでローカルに活動しています(笑)MBAは出来ればヨーロッパで・・と考えています。USの大学/院に行っていたので、もうUSはいいかなーと。<br /><br />3月からの大学院生活Alles gute!です。日本の感覚では、一度社会に出てアカデミックな世界に戻るのは勇気のいることなのかなーと思ったりもしますが、海外では当たり前ですよね。僕もビザが・・と思って、一度帰国して日本で就職しましたが、スイスで周りを見ているとビザって意外に簡単に取れるんだなと言う感覚です。先入観を取り払って、特に気張らずフレキシブルに就職活動をすれば、世界中どこでも行けることが最近分かってます。(周りを見ていると)なーんて、知ったかぶっていますが、僕も先のことを考えていかないといけないです。<br /><br /

  3. Kokoro Reo より:

    お返事ありがとうございました。USで学部と院を出られてたんですね!すごいですね!<br /><br />確かに一年二年とキャリアにブランクが空くのは、気がかりです。次にちゃんと仕事見つかるのか心配です。。ヨーロッパは不景気で外国人(特にEU以外からの)労働者に対しては就職が厳しいと聞きますが、いかがですか?仕事を選ばなければ機会もあるんでしょうか。 <br /><br />オーストラリアに固執せず、幅広く就活をすればチャンスはどこにでもあるのかもしれませんね。色々悩める時期です。<br /><br />今の大学院でヨーロッパでのダブルディグリープロクラムがあって、凄く興味があるのですが、先ほど話したように社会復帰のブランクとか、そのヨーロッパでの学位がどれくらいオーストラリアで就職するために役立つのか考えると挑戦すべきなのか悩んでいます。<br />まあ、ヨーロッパでの就職の可能性を

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