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初めての部下 最初の100日の所感

      2014/09/17

5月からひとり部下を持つことになったのは、かなり前のエントリーで書いた。
あれから最初の100日が過ぎた。考えながら書きながら、自分の行いを顧みようかと思う。

とりあえずの所感としては、新鮮だと言うこと。
そして、日本で勤めていた時もスイスに来てからも、今まで後輩の面倒なんかは見たりもしたが、後輩は後輩、まずは自分の与えられた職務を遂行することに注力していれば良かった。それが、部下を持つことで大きく変わった。ここに大きな戸惑いを感じた。彼の休暇を承認するのも初めての経験で、自分が彼の休暇を承認するということに大きく戸惑った。また、自分のことでテンパると部下の存在すら忘れる、とりあえず自分のことだけを考えていればよかった5年間の癖はしばらく抜けなかった。

ただ、部下の人柄にも助けられ、なんとかなっている(と、思っている)。
年上のドイツ人の彼であるが、当初課題が多いと聞かされていた。実際のところ、多少おしゃべりではあるが、几帳面で仕事も丁寧だ。前向きで、向上心が強く、ドイツの会社の強いハイラルキーにも助けられ、年齢の上下も関係なく、うまくやっていけている。

しかしながら、彼のマネージャーとして、本当に彼のマネージャーとしての役割を担えているか、反省すべき点が多い。そもそも彼のマネージャーとしての僕の仕事は何なのか。今の会社では、はっきり定義されていない。そして、この規模の会社でリーダーシップトレーニングなどはなく、休暇の申請、勤怠管理や目標設定等などサイン入れるだけの仕事はさておき、あとは個人の力量に任されていることが多い。

では、彼のマネージャーとしての僕の仕事は何かと考えた時、とりあえずは、彼をエンゲージすることを目標とした。エンゲージメントは未だにロールモデルでもある東欧人の前職元上司が与えてくれた最大のもので、前職で気付いたもっとも大きなことだった。

もっとも、入社当初はおそらく多くの人のエンゲージメントは高い場合が多く(と、思う)、特別にフォーカスすべき点だったかと今問い直すと、必ずしも、そうではなかったかもしれない。ただし、他に何にフォーカスすべきかも把握していたわけでもなかったのもあり、東欧人の前職元上司の見よう見まねで、入社後の最初のインタビューから、Development Planの作成、彼へのコミットメントの作成、毎月のDevelopment Logに取組んだ。

客観的に計ったわけではないが、結果的に、入社4ヶ月経った後の彼は、エンゲージメントの高い状態で過ごしているようにも見えるし、最近彼とインタビューした僕の上司も同様なことを伝えてくれた。果たして、僕のエンゲージメントの取り組みがそうしたのか、そんな取り組みなくても、エンゲージメントの高い状態を自分で保てていれたのかは分からない。悪くはなっていなくてホッとしている。

自分自身もこのエンゲージメントの取り組みを通して、いかに自分が5年間のマネージされ癖が抜けていないか分かった。顕著に現れているのが、毎月つくっているDevelopment Logだ。これは僕のオリジナルだが、Development Logには毎月、彼が新しく身に付けたスキル、出せた成果等を2、3箇条書きで書いてあるのだが、その前月を振り返った時に、全く彼が働いている姿が思い出せない時があった。まあ、そもそも、自分が自分の仕事にテンパっていたため、自分のこと意外に気が配れなかったわけだ。また、彼が何か持ってきても、上の空で返事をすることも幾度かあったようにも思う。目を見て話を聞く、この基本的なことすら出来ていないことがあった。この積み重ねは自分の信頼を失うことにもなるだろうし、彼のエンゲージメントを著しく下げる原因にもなるように思う。

課題が多い新米マネージャーだが、それでも、毎日反省しながらやっていく。

 - スイスの日常, 初めての部下

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