海外転職に役立った本

飽くまで私見の話です。先にも述べたが、社会人になって4年間勤めたこの会社からの転職自体が初めての経験だったため、転職すること、会社に残ることのどちらが正しいのか、そもそも自分がどうキャリアを築くのか本当に分からなくなっていた。
(最も、学生時代の就職活動のつけが今になって回って来たとも言える・・)

迷った時に頼れるのは、友人・先輩・上司か書籍である。
僕の場合は、本当に色々な人にアドバイスをもらい支えてもらった。
ただし、友人・先輩・上司の発言は、自己肯定のためのポジショントークも多く含まれているため、やや客観性にかける部分もあるため、そこは自分で判断する必要がある。
書籍の場合ももちろん、情報の選択は不可欠ではあるが、周囲の話とは異なった世界の人が書いている場合が多いため、別のアングルから物事を見られるメリットが大きい。

転職に関する本、キャリア形成における代表的な本は、一通り読みあさった気がするが、特にお世話になった本を以下に紹介したいと思う。

(参考までにアマゾンへのリンクを張っています。詳しいレビューはそちらをご参照。アフィリエイトじゃないヨ!)

特に世界級キャリアのつくり方―20代、30代からの“国際派”プロフェッショナルのすすめは、まさに今僕が求めている内容が書かれていた。「会社の名前に頼らないキャリア」「世界で通用するスキル」を求めていた自分にとって、非常に励まされた覚えがある。他の多くの書籍はドイツへの引っ越しの際に捨ててしまったが、この本はドイツまで持って来たほどだ。

もう一冊、転職を考えていたからこそ、あえて、仕事を大切に、転職は慎重に。〜自分の仕事を見つめ直す42のスタイル〜という現職を大切にする本も読んだ。まあ、色々あるが、どちらにしろ社名に縛られない「プロ」を目指すという生き方は揺るぎないということを学んだ。

これらの書籍も、直接海外転職のノウハウが書かれているわけではないが、結局のところ、海外へ転職するのも、国内で転職するのも、自身の心の持ちようとしては変わらないと思う。何がしたいか、どうなりたいか次第なのだから。

そして、「ザ・海外転職」的な本によるガイダンスがないと前に進めないようなのであれば、それは少し残念なことではないだろうか?ちょっと大げさ過ぎるが、海外転職は未だ道無き道を行くプロセスだ。仕事を探すにしても、現地に赴いた後も。暗闇を歩くことを楽しめると海外転職はもっと楽しいはず!

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