あんなこと良いな できたら良いな
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど
MBA Candidateである前に、エンジニアであるのですが、前職では、あんな夢、こんな夢、将来的につくりたい製品のアイデアがたくさんありました。去年の9月以降は仕事もほとんどなくなっていたので、同僚とこんな薬が出来たら良いよね話で盛り上がっていました。
純粋な基礎研究なんて大学院でしかしたことないし、サラリーマンエンジニアなのでどうしても
「こんなニーズのために、こんな風な薬が作りたい」
って切り口から入ることが多かったです。
そんな中、インダストリー系MBAといわれているIMDですが、実はINSEADやIE級にEntrepreneurも充実しているIMDのStartup projectで、スイスのバイオテックのコンサルティングをしています。
このバイオテックは研究者が博士課程からひとりで育て上げたテクノロジーを、IMD MBA AlumniがCEOとして育てているスタートアップです。テクノロジーとしては非常にイノベーティブで、それこそあんな夢、こんな夢いっぱい広がるはずなのですが・・・・
リアリティーは、、、
「イノベーションはいいんだけどさ、いったい何に使えるの?」
で、CEOおよび我々グループ10が全員6人頭を抱えています。
サラリーマンエンジニア時代は、「こんなアイデアのものが作りたいから、こんなテクノロジーを開発しよう」みたいなアプローチ(仮に鶏型とでも呼びましょうか)だったのが、今回のプロジェクトでは「こんなテクノロジーは出来たんだけど、何がつくれるのかな?」的な卵型アプローチとなっております。
基礎研究したことなかった僕としては、この卵型アプローチがすごく新鮮で、今まで感じたことのないワクワク感を覚えています。だって、アイデア次第で、何でもできる無限の可能性があるじゃないですか!
しかしながら、その無限のアイデアが浮かばない。そして、浮かんだアイデアが使えない。エンジニア系MBA Candidateとして、他チームメンバーが諦めつつある中、なんとかアイデアを絞り出して、意地を見せたいところなのですが、本当にこの使えないイノベーションの使い道に悩んでいます。
そんな中さっきのドラえもんの歌の続きが気になりました。。
あんなこと良いな できたら良いな
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけどみんな みんな みんな 叶えてくれる
不思議なポッケで 叶えてくれる
MBA Candidateの、その「不思議なポッケ」の限界に挑戦中です。
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