IMD合格(4) アプリケーション出した直後に落ちたと思った話

MBA受験
今でこそブログのネタと出来ますが、当時は本当に落ち込んでた話です。


アプリケーションフォーム(住所とか会社名とか年収とかを書くあれ)は最もストレートフォーワードな作業であったが、IMDの場合、CVの変わりにアプリケーションフォームにCVの内容を埋めることになったが、各ポジションにおける職歴&アチーブメントを「簡潔に1000文字以内でまとめなさい」とのお題であった。普通にエッセイが1500文字以内指定であるのに対し、「簡潔に1000文字以内」でってどういうことやねんとも思ったが、無駄に文字数を埋めることはなく、主にCVのコピペで大事なことだけシンプルにまとめました。
 
で、121日頃だったでしょうか、締め切りの1週間前くらいにオンラインにてえいやで、提出。IMDの場合、写真・誓約書・成績表の3点を郵送するのですが、主に下心に動かされ、地の利を生かしてローザンヌまで手持ちしようと思いリサにアポイントメントを取りました。が、これが「IMDもう良いや」と完全に諦めたきっかけとなりました。。。
 
まあ、今、冷静に考えれば、アドミッションに会うのであればそれ相応の準備はするべきと分かるのですが、エッセイ書き上げるのに必死だった当時、全くそんなことは考えておらず。。。とりあえず、必要な書類だけ持ってローザンヌにノコノコと出向いたわけです。8月にキャンパスビジットした際に、担当者が欠席でリサが代打だったため、リサの、なんというか独特な威圧感みたいなものはある程度分かっていましたが、いざ、マンツーマンで話して、その圧倒的な威圧感にたじろきつつも、自己紹介して、世間話でアメリカ生活の話をして、アメリカで恋しくなるのはメキシコ料理だよねーみたいな話をして、チポーレとタコベルのどっちが好きか話を無難にしてましたが、そこらへんで終わっときたいなーと思ったところ、だんだん話はシリアスな方向に進んでいき、今どんな仕事してるのか、なんでその仕事にMBAが必要なのかとか、なんでアメリカの三流大学だったのか、とか、まあ、プチインタビューみたいな感じになっていたわけです。
 
ええ、ノー準備です。やっと気付いたんです、無難に郵送しときゃよかった、変な色気出すんじゃなかった、と。最初のアプリケーションだし、一般的なMBAインタビューの質問すら全く準備しておらず、地雷もたくさん踏んだし、いらない情報も出してしまいました。
 
帰り道、これは出願する前に落ちたな、と確信しました。それがゆえに、インタビューコールを受けるまでは、インタビューの準備は全くせず、別の学校(後日記載)のエッセイに力が入ったのは良かったですが。。。
 
 
次のエントリーで書く予定ですが、この5分に満たない会話は、さすがIMDと言うべきか、完全にアセスメントデーにフィードバックされており、助けてくれた部分(リラックス状態では普通に英語話せます)、と、逆に苦しめた部分(三流大学の理由)がありました。
この時に、アドミッションチームの実務担当2名と会いましたが、会ったときのインパクトが強かったらしく、よく覚えてもらえて、一番最初にインタビューコールをもらうことになりました。アセスメントデーで会ったローザンヌ在住の候補ですら、郵送したというので、まあ、なかなかいないのでしょうか。

教訓アピールするなら準備は万全に。準備できていないなら、変な色気を出さない。


そうして、やっと出願出来たわけです。10月末に推薦状の依頼を始めてから、3ヶ月くらい。リサにも言いましたが、とりあえず出願まで辿り着いたことが2014年の一番のアチーブメントでありました。ここから、インタビューコールを受けるまで、気持ちは完全にINSEADに向いており、IMDのことを思い出すと、辛くなるだけなので考えないようにしていました。

また、INSEADの出願に向けてエッセイをいろいろ全て練り直しているうちに、やはりトップ校に受かるってこの程度の努力じゃダメなんだ、と、自分の認識の甘さを深く攻めてました。

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