最近のドイツ語

思ったようにGMATの勉強が進められていない最近である。
ダラけているわけではないけれど、毎日が淡々と過ぎていってしまう。
仕事は良くも悪くもエキサイティングだが、仕事上がりの時間の使い方に問題があるような。。。ところで、最近ドイツ語の授業を再開した。ドイツでは、引っ越しを理由に10月に最後のクラスに行った依頼休憩していた。新年新しいセメスターの始まりでもあるので、さくっと申し込んだ。
物価が高いと洗脳を受けているため、授業料も高いかなーと思っていたが、意外にリーズナブル。90分週2回で1月から6月までの30-40レッスンで4万円程度ととっても財布に優しい。(1ユニットあたり、個人レッスンだったこともあり、以前までは5000円程度払っていたため、1ユニット1000円程度は素晴らしい)先生の質も高く、100年以上の歴史のある学校で、学生に戻ったようなキャンパスであり、ヨーロッパらしい佇まいで雰囲気がある。

10月から一切授業は取っていなかったのだが、ここ数ヶ月でかなりドイツ語力が上がったような気がしている。語彙も増えていないし、文法力もついていないが、しゃべろうとする能力、怖じ気づかない気持ちが身に付いた。

英語でもドイツ語でもそうだったのだが、言語習得の一番の妨げは、恥じらいと自己抑制だと思う。本当は話せるけど、話さない。文法から入ろうとする日本人の特性でもあると思うが、ドイツ語を勉強しているドイツ語を話さないヨーロッパ人と比較しても、文法力の割に話せない。英語も一般的にそうであろうと思う。

一般的な日本人である僕にとっても、11月頃まで恥じらいと自己抑制がゆえに必要最小限以上にドイツ語は話さなかった。可能な限り英語で済ませようとしていたし、何よりドイツ人と会話する第一声は常に「Verstehen Sie English?(英語わかりますか?)」だった。
それが、ここ数ヶ月、引っ越しの関係でドイツ語を必要とされる機会が多かった。

・家探し&下見
・引っ越し
・荷物の通関&入居
・警察官からの職質

英語がより通用するスイスだが、「英語わかりますか?」と聞いて「ちょっとだけ」と言われると、分からない人相手にゆっくり英語を話すのもめんどくさいので、いつの日からか「英語わかりますか?」とも聞かず、単刀直入にドイツ語で話すようになっていた。
そこがブレークスルーポイントで、今でも言われたことの3割くらいしか分からないが、街ではドイツ語オンリーで話すようになった。語彙は増えなくても文法めちゃくちゃでも、圧倒的にコミュニケーションの幅が広がった気がする。

文法から入る日本人、会話から入るヨーロッパ人と言われているが、会話から入るヨーロッパ的な教育も悪くないと思う。

とりあえず学校が楽しいので、楽しもうと思う。

コメント

  1. Kokoro Reo より:

    こんにちは!<br />ドイツ語、難しいですよね。僕も東京に居る時に、ゲーテインスティチュートに週末ドイツ語を勉強しに行っていました。<br />そこで出会った方々も今はドイツやオーストリアにお住まいですが、言葉には色々苦労していると聞きました。<br /><br />スイスはまた普通に学校で習うドイツ語と少し違うんでしたっけ?発音とか・・・オーストラリアに来る前に、日本で習ったドイツ語を活かそうと思って、no English, only Germanでドイツ旅行に行こうと試みていましたが、時間と金銭的な問題で実現出来ませんでした。今思い返せば、結構無謀な計画だったなと。笑<br /><br />せっかく覚えたドイツ語を今ではすっかり忘れてしまったので、<br />また余裕が出てきたら、学校の授業でも取りたいなと思っているところです。<br /><br />

  2. MT より:

    お返事が遅くなりました。<br />ドイツ語!難しいですね。大人になってから新しい言葉を習う感覚にやっとなれてきたかなってところです。ゲーテはとても質の良い授業だと聞きました。嫁も仕事が見つかる前ドイツでゲーテに行っていましたが、とてもインターナショナルで楽しんでいたようでした(最も肝心なドイツ語は・・でしたが。。)<br /><br />スイスはSchweizer DeutschでHochdeutschとは異なる言語と言われるほどDialectがあると聞いていますが、実際そこの違いが分かるほど話せませんし聞き取れません!<br />今日ラジオでzum Beispielを、ツム「ビ」シュピールと言っているのが聞こえたのですが、普通バイシュピールですよね。。。?以前もディアレクトのある地域にいたので、どっちが正しいのか。。。<br /><br />No Englishでドイツ旅行!ありじゃ

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