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IMD合格(5) 面接ディブリーフ

      2014/09/24

エッセイ・プチインタビューでの失態からの流れで、IMDから完全に気持ちが離れていた2014年2月21日、IMDが公言している3〜6週間以内よりも少し早く、2015年向け受験者の中で1番最初にインタビューオファーをもらいました(アドミ談)。その3週間後の3月14日(πの日)、日本人が最も受かりにくいインタビューと噂のアセスメントデーに行ってきました。その日に招待されたのは6人。インタビューコールを受けた順番に記載:

1. スイスで働いている日本人(ファーマ)=自分
2. スイスで働いているブルガリア人(HR)
3. ロンドンで働いているイタリア人(コンサル)、
4. スイスで働いているガーナ人(ITセールス)
5. アテネで働いているギリシャ人(IT)
6. ストックホルムで働いているスウェーデン人(弁護士)

でした。

事前にアドミを通して、自分のメアドを他の参加者にまわしてもらって、5日前に弁護士以外で5人でビデオチャット、前日に仕事で来れない2人を除いてローザンヌで夜ご飯を一緒に食べチームワークを高める。特にストラテジーを話し合う訳でもなく、どちらかというと、緊張を和らげるために最大の効果を発揮した気がします。

当日、朝一緒に行こうと言ってたイタリア人が時間ギリギリになってチェックアウトにもたもたしているのに若干イライラしながらも、徒歩5分、8時オンタイムでキャンパス到着。

第1ステージの面接は、ふたりずつ別々に。残りは休み時間だったり、プレゼンの準備だったり。面接の担当のひとりは「Surprise me」で有名なリサ、もうひとりは比較的冷たい感じ?(別にそうではなかった)と言われているジェネットでした。僕の担当はジェネット。(リサにはもうプチインタビューされているので。。。)

個々でカスタマイズされたスケジュールで、僕と他3人は、プレゼン準備から。

プレゼン準備(35分)
・お題を与えられ、取り組む。事前情報通りCase in Pointにありそうなお題だった。一応読んでおいたはものの、書いてあった内容なんて覚えているわけではなく、覚えていたにしてもあたかも準備してきました感全開で進めていくのもどうかと思いつつ・・・。真っ当に考えて答えが出せるとも思わず、とりあえず自分のフィールドに持ってってオリジナリティ出しときゃ良いだろーと、本当に適当にスライド4枚作成。時間的にもけっこう厳しく、全然深く問題を考えられず、半ばあきらめスライドのオリジナリティで勝負することに。
個別面接(45分)
プレゼン準備直後、別室にご案内。ジェネットとの面接。
・これまでのキャリアについてざっくり説明。
・米国で行っていた大学が三流だったため、厳しく尋問。(★1)
・ロングターム・ショートタームゴール
・今までで一番のAchievementひとつ+なぜ?
・これまでの失敗ひとつ+なぜ?
・自分を3つの言葉で表すと?
・同僚は、自分についてなんと言うと思う?
・趣味は?
・なぜ、そんなにリーダーシップが必要なのか?(★2)
・質問

個別面接については、何かA4の紙に質問事項が書いてあり、それに沿って進んでいたよう。ただし、★1については特注されたものだったよう。★2については、アドリブでしょう。

特に★1については、あえて、自分のアプリケーションの弱いところを突いて、反応を見ていたよう。(ガーナ人は、転職経験が多かったのでそこを突っ込まれた模様。)また、自分がした回答は想定ずみだったようで、あえて納得したような大げさなリアクションをとっておきながら、事前情報(リサとのプチインタビュー)を元にさらに準備しておいたであろう質問で追い打ちをかけてきました。さすがにこれは参りました。

オーバーオール、冷静に考えれば自分の弱みをもっと見せていってよかったのではないかなーと思いました。自分を3つの言葉で表すとは全てポジティブなことになってしまったが、同僚は自分についてなんと言うと思う?は、少し弱みも含めたけれど、もうちょっと強み&弱みバランスよく言った方が良かっただろうなぁと思いました。

インタビューの最後に「サプライズ・ミー」と質問するので有名なリサに担当された人は、サプライズミーの変わりに「毎朝8時に靴屋に来る男性がいます。なぜでしょう?理由を3つ」と聞かれたそう。どちらにしろ、リサの最後の質問、どう回答すればいいのか・・・

最終的なインプレッションとしては、三流大学に行った理由を除き、会心の出来と思いガッツポーズをしました。

ところが次のプレゼンが・・・

休憩(45分)
成功の余韻に浸っていた訳ではないが、面接後完全にインタビューハイになっていたため、冷静にプレゼンの準備出来ず・・・。もっとしっかり頭の中で発表内容を考えておくべきだした。。。

プレゼン(5分)
撃沈。トップバッターと全く違う視点で準備をしていたため、不安 to the max。プレゼン中何を言っているのか自分でも分からず、ただスライドをなぞるだけの最悪のプレゼンとしてしまいました。

グループディスカッション(35分)
個人プレゼンの延長線上の新たな課題が出されて、グループで集まってディスカッション。ところどころで、発言は出来たことは覚えているが、個人プレゼンで撃沈したことが相当のショックだったようで、特に何も記憶にありません。

ケーススタディ(120分)
事前に配布されたケースを元に、プログラムダイレクターのラルフが授業するミニケースに進む。途中2人ずつ3つのグループに別れ、グループ対抗でディスカッション。ガーナ人と自分とで考えた内容を自分が発表している際、発表している途中で自分たちの理論のつじつまが合わない+焦点がづれているように感じられ、途中で黙り込んでしまう場面がありました。ガーナ人に助太刀をしてもらいましたが、何度目でしょう、これはもう落ちたと確信した瞬間でした。。。

ランチは現役のMBAの担当の方でした。ワイルドな方でしたが、その半端ない国際経験、さすがIMDと思いました。噂では現役MBAの方にもアセスされるようですが、合格させてもらえたということは、お手柔らかな評価をして頂けたとのことでしょう。
通常、授業参観があるようですが、今回はテストとか遠足とかとのことで、授業参観はなし。正直ラッキーでした。そんな与力は残っていなかった、かつ、完全にしくったショックで沈黙してました。

その後6人でレマン湖の湖岸を歩きビールを飲んで、僕は嫁を呼び寄せていたので嫁をピックアップし離脱。最後になるかもしれないローザンヌステイを暗い感じで過ごしました。

嫁のリクエストで、翌日は湖の反対側のエビアンの街にエビアンの水を組みに行き、その帰りにスイスで初めてオービスに捕まりました(3週間後、120フランのチケットが届きました。100km/h規制のところで、115km/hが許容範囲で121km/hの6km/hオーバー)
スイスのスピード違反はお初です。言い訳じゃないですけど、途中で抜かして行った車のリアのガラスにドラえもんのピコピコ動く何かが貼ってあって、スイスでドラえもんですよ!絶対日本人だと思い追いかけ、はい、1万5千円くらいをドラえもんのために使いました。

そして、その翌日は、ダブルショックだったからか2年ぶりに風邪を引きました。そして、そこから2週間、メールが来るたびにビクビクし、携帯をひとときも離さない生活を送りました。なんだかんだいって、気になってました。

10営業日以内に合否を連絡する(良い知らせは電話、悪い知らせはメール)と言われ、9日後に電話がかかってきました。その後一応情報交換し、最終的に、受かったのは以下の通りです。

 1. スイスで働いている日本人(ファーマ)=自分
 2. スイスで働いているブルガリア人(HR)
 3. ロンドンで働いているイタリア人(IT)、
◯ 4. スイスで働いているガーナ人(ITセールス)
X     5. アテネで働いているギリシャ人(IT)
△ 6. ストックホルムで働いているスウェーデン人(弁護士)

以下、勝手な僕のロジックです。

各ラウンドについて、6〜8回のアセスメントデーがあるようです。
1回のアセスメントデーにだいたい6〜8人が参加するとしてラウンド全体で40〜60人がアセスメントデーに参加するの推測しています。仮に5つあるラウンドで公平に取るのでであれば90人を5ラウンドでわると、蹴る人を除いてだいたい20人くらいづつは確保したいのかなーと予想できます。スクール側が公言している70%を書類で落として、残りのうち半分をインタビューで落とすっていうのもそこそこ信頼出来る数字かもしれません。

僕の場合は2月1日書類締め切りのラウンドで、2月21日に今年最初のコールということでインタビューコールがありました。最初の2日の候補日からどちらかを選べというオファーでした。正確に言うと近くに住んでいるんだから、第1回目に来い的な感じでした。。。
その後、一斉にではなく参加状況を見ながら、インタビューコールを3週間ぐらいに渡って繰り広げていた模様です。

GMATClubかどこかで、インタビューコールの順番が合格率と関係していると出所が不確かなコメントを読みました。

毎回のアセスメントデー終了から90席のバランスを考えながら10営業日以内に合否を通達しなくていけないアドミとしては、欲しい人はなるべく早く面接しておきたいというのは、利に叶っているようにと思います。最初のアセスメントデーからアドミが合否を出すまでに他3回のアセスメントデーがあります。最初の3回に出ればとりあえず、最初の20人前後と比較される機会がある。僕だったら第一候補に入るグループの人は最初の3回で面接しておきたいと思うと思います。
ただし、最低でも6人くらい集めないとグループワークとか出来ないので、人数を合わせにいくことも多少なりともあるのではないかというのが勝手な予想です。そして、スクールが公言しているように早めのラウンドに受けた方が受かりやすいっていうのは間違いないでしょう。

仮に、例年のクラスプロファイルの5、10%を切るようなニッチな属性(弁護士とかR&Dとか)の人が最初の3回に出席して合格して、残りのアセスメントデーに出た同じ属性の人が同じようなアセスメントデーで良い結果を残しても、最初に合格した人が蹴る、もしくは、アドミが贈枠することがない限り、ウェイトリストになるのではないでしょうか。次のラウンドに応募したキャンディデートも時すでにおすし。

ただし!アドミとしても、地理的な制約はもちろん考えているはずで、僕が参加していた日にはヨーロッパ圏の人しかいなかったように、アジア圏の人には飛行機取ったりする猶予を余分に与えているのもまた事実と思います。仕事・渡航の関係で、ギリギリまで面接送らせる人もいるようなので、ヨーロッパの場合インタビューコールの順番と合格率の相関はないことはないけど、例外も多い。出願するラウンドは自分で選べるのでニッチな属性な人こそ早く受けるベきっていう勝手な結論です。

本当に僕の勝手な考えです。
合格の電話を受けてから、灰色がかってたこの1年から抜け出せて、いっきに青空が広がっている気分です。1日かけて観察されて、90人の狭い枠に入れたっていうのはただただ嬉しい!この喜びはIMDならでは?なのでしょうか。まだ他の学校受けていないので、分かりません。

ただし、この1年間、いろいろストレスがかかっていたのに慣れてしまったせいか、ノーストレス生活が逆に物足りないというのもまた、事実。これからまたストレスの源を探そうと思います。

 - MBA受験, IMD受験

Comment

  1. nobody より:

    おぉ、すごい!おめでとうございます!!<br />まさにTop合格じゃないでしょうか?ひとまずお疲れさまでした!それにしても毎回思いますが、情報が整理されてて読みやすいですね。

  2. MT-Switzerland より:

    ありがとうございやーす!嬉しいですね本当に。情報が整理されているのは、リアルタイムじゃないからっていうのもあり・・・でも、ありがとうございます!

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