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海外転職に必要な英語力2/2(インタビュー編)

      2014/09/17

自分の仕事を簡潔に第三者に伝えることは難しい。日本語でももちろんだが、英語でもそうだ。海外転職でなくとも、外資系でなくとも、これからの時代国内での転職活動でも、英語でのインタビューが要求されることも増えるのではないかと思う。

いつもタイトル負けしたエントリーしか書けないが、今回もまた主観的な事実に基づいて記したいと思う。。
以前のエントリーでも紹介したが、今回の転職にあたって、4回面談した。

①ヘッドハンターとの面接(英語、電話)
②部門トップとの面接(英語、電話)
③CEOインタビュー(英語、日本)
④現地面談(英語、ドイツ)

①ヘッドハンターとの面接
以前のエントリーで紹介した通り、Linkedinを介してコンタクトを取ってきたドイツ人のリクルーターだ。
一応CEOを名乗っているが、独立したコンサルトといったところか。

メールを少しやり取りした後、何度か電話で話をした。
改まったインタビューと言う訳ではないが、相手も自分を紹介する責任がある手前色々と知りたがっていた。

一般的な転職活動もそうかと思うが、基本中の基本として「現在のプロジェクトと職歴」については毎度聞かれる。
今どんなプロジェクトをやっているのか、どんな製品を扱っているのか、過去どんなプロジェクトをやってきたのか。
誰にでも答えられる質問である。ただ、簡潔に伝えるのは日本語でも英語でも難しい。
全ては、いかに簡潔に、相手の聞きたそうなことを話すかだ。Confidentialな情報にも気をつけながら。

そのヘッドハンターとは情報として今どんなポジションを募集しているのか、とか、その背景にはどんなストラテジーが潜んでいるのか情報交換する。後は、事務的なポイントで、結婚しているか、とか、ドイツに引っ越すことは出来るか、現在の給料・希望など。

②部門トップとの電話面接
電話面接の前日に、ヘッドハンターとのプレセッションがあった。その時に、しきりに「仕事をする上でのモチベーションは何か」「転職後のモチベーションは何か」と聞かれた。
この質問が部門トップとの電話面接の前振りであり、部門トップからは「現在職と職歴」について聞かれた他、この「モチベーション」について聞かれた。特に凝った質問であったり、答えにくい質問はなかった。
何をやっていて、どんな成果があって、どんなことがチャレンジングだったか。小手先のテクニックは不要な部分だ。

お互いに母国語以外で話していたため、母語語間でやりあうよりも面接での難易度は落ちている。その分、ミスコミュニケーションのリスクはあがるため、シンプル&クリアに話す練習というのは日ごろから必要だと思う。

③CEOインタビュー
CEOが来日した際に、直接お会いして面接をした。朝に予定されていた面接が、CEO都合で前日の夜に急遽変更となった。仕事を終えた後の面接だ。CEOの風格に圧倒されながらも、受け答えをする。これもまた、現職と職歴についてだ。グローバルプロジェクトのローカルリーダーをやっていた話だったり、本国とのコミュニケーションの難しさをどう乗り越えたかなど。テクニカルな話や事実に基づいた話なら、ありのままを話すだけだが、込み入った話になるとやはり英語以前に難しいなと感じる。
最後にお金の話といつから働き始められるか、いつ職場見学に来れるかなど事務的な話をした。
さすがに緊張し、頼んだ紅茶には一口も手をつけずに乗り切ったことを覚えている。

総じて、表題の「インタビューに必要な英語力」だが、なるようにしかならない。
英語は特に日々の積み重ねによるインパクトが大きいため、いわゆる普通に努力するしかないであろう。

ただし、3つポイントを挙げるとすれば、
・シンプル (Simplicity)
・ゆっくり (Speed)
・堂々と (Confidence)

だと、思う。たぶん普通の転職でも同じだと思うが、特に海外転職の場合だと、
Self-confidenceさはひとつのキーワードになる。

もちろん国にもよるので一概には言えない。
(飽くまでドイツやUSの場合としよう)

特に日本の文化的な背景もあり、日本人的な態度で面接に望めば、特に英語ベースでの面接に望めば、間違いなくSelf-confidenceさに欠ける印象を与えるはずだ。

自分自身もいまでもそうだが、なぜかヨーロッパ・アメリカの人に対して理由もなしに萎縮する傾向にある。本能とも呼べるかもしれない。

英語が多少ゆっくりであったり、ボキャブラリーに欠けるのなんて、後からどうにでもなる。自信を持って堂々と話すことは常に念頭に置いておきたい。

面接官であろうがCEOであろうが、「自分はあなたのことを尊敬・尊重するが、自分はあなたが持っていないものを持っているし、あなたに出来ないことが出来る」ぐらいの心持ちで、気持ちの上では飽くまで対等に望みたい。

実際そうであろう、自分で出来るのであれば、わざわざ他人を雇わない。
特に、外国企業が日本人を取るのであればなおさらだろう。
たとえ何も持っていなくても、日本人であることそれだけでも価値がある。

改めて自分にも言い聞かせたいが、日本人としてのプライドとバリューを持って日々働きたいなと思う。

 - 海外転職, 英語

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